麦と絹で紡いだ5年間は、2時間で語られた
2月頭に「花束みたいな恋をした」を見た。
正直いって、恋愛映画に対しては食わず嫌いだった。
だが、この映画でそのスキキライは決定的なものになってしまった。
私は恋愛映画が苦手だ。
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東京・京王線の明大前駅で終電を逃したことから偶然に出会った 山音やまね麦むぎ (菅田将暉)と 八谷はちや絹きぬ (有村架純)。好きな音楽や映画が嘘みたいに一緒で、あっという間に恋に落ちた麦と絹は、大学を卒業してフリーターをしながら同棲を始める。近所にお気に入りのパン屋を見つけて、拾った猫に二人で名前をつけて、渋谷パルコが閉店しても、スマスマが最終回を迎えても、日々の現状維持を目標に二人は就職活動を続けるが…。まばゆいほどの煌めきと、胸を締め付ける切なさに包まれた〈恋する月日のすべて〉を、唯一無二の言葉で紡ぐ忘れられない5年間。最高峰のスタッフとキャストが贈る、不滅のラブストーリー誕生!
──これはきっと、私たちの物語。
**映画公式サイトより引用
あの映画を見てから1カ月が経とうとしている。
なのに私の気持ちはまだふわふわと漂ってしまっている。
なぜかわからないが、菅田将暉の顔が見れなくなった。
とにかく心にぽっかりと穴が空いたかのような喪失感が襲うからだ。
上映中に流した涙はたぶん10滴くらいだろう。
1カ月経った今、流してるのはたぶん100滴くらい。
余韻がやばい(語彙力もやばい)
なぜこんな気持ちになるのか、映画に対してどういう感情なのか
わからない。
自分の気持ちを表すのがへたくそになってしまった。
だからブログを始めた。
これはリハビリでもあり、自分の心を吐き出す場所。
少しずつ書き起こして、整理したいと思っている。
今日はここまで。
#花束みたいな恋をした